CAD CAM

2014年に保険収載となったCAD/CAM冠。

安定環境下で重合されたハイブリッドレジンブロックを加工されるために、丈夫で、かつ鋳造冠のような金属色を持ちません。

2016年春より、金属アレルギーの患者様に限って、大臼歯への保険適用も始まるなど、利用が拡がっています。 


CAD/CAM冠を安心してご利用いただくためには

CAD/CAM冠を安心してご利用いただくためには

末瀬一彦.大阪歯科大学.

保険診療に導入された「CAD/CAM冠」の初期経過に関する調査研究.
日本デジタル歯科学会誌2015:5(1) 第5巻よりグラフ作成

CAD/CAM冠の治療で最も頻繁に起こるトラブルは「脱離」です。

大阪歯科大学の調査研究によると、CAD/CAM冠の初期経過は88%が良好ですが、2%の破折、9%の脱離が見られ、

脱離防止のために接着前のクラウン内面へのサンドブラストと、シランカップリング処理が必要、としています。



接着耐久性向上のために歯科技工所で出来る事

南澤博人,有田明史,熊谷知弘.ジーシー研究所.

CAD/CAM冠接着におけるセメント厚さ及び繰り返し荷重による接着耐久性への影響について.

日本デジタル歯科学会誌2016:6(1)よりグラフ作成


接着性レジンセメントは重合時に比較的大きな重合収縮を起こします。

収縮応力は接着界面へのストレスとして働き、接着耐久性を低下させます。

セメント層の厚みと接着耐久性の関係を調べた研究では、セメント層が厚くなるほど接着耐久性が下がる、という事が報告されています。

すなわち「適合のゆるい」CAD/CAM冠ほど脱離しやすい傾向にあります。


適合の決め手は加工機の精度

従来機による加工















                     250i による加工
250iによる加工










            

              従来機による加工

左のCAD/CAM冠は従来機で加工したもので、内面には比較的大きなセメントスペースが観察されます。

弊社導入の250iで加工された右のCAD/CAM冠はより緊密な適合が得られています。

この様に加工機の種類によってクラウン内面の再現性は異なり、「適合の良いCAD/CAM冠」を製作するためには密度の高い加工機を使用する必要があります。

          導入したCAD/CAM冠用加工機「250i 」


CAD/CAM冠の加工から完成まで


使用材料はKZR-CAD HR2

使用材料はKZR-CAD HR2

堀田康弘,片岡有,佐々木正和,佐々木香,藤原稔久,宮崎隆.昭和大学歯学部.

CAD/CAM冠用ブロック材料の熱疲労試験による強度変化に関する研究.

日本デジタル歯科学会誌2016:6(1)よりグラフ作成


スワデンタルではCAD/CAM冠用のブロックとして、ヤマキンのKZR-CAD HR2を使用しています。

KZR-CAD HR2は、口腔内での使用を前提とした温水での浸漬後や咬合力を加えた状態でも高い強度を持ちます。

またフッ素徐放性や、低い細菌付着性、高い研磨性などの特徴も備えています。


資料ダウンロード

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スワデンタルCAD/CAM冠フライヤー
624KB 2015年12月更新

CAD/CAM冠施設基準届出書添付書類

スワデンタルのCAD/CAM冠の施設基準届出書添付書類(様式50の2) 
624KB 2016年9月更新